Web by Google (TM)
Mozillaのトラブルで、GoogleはWeChatやFacebookのウォールドガーデン・モデルをウェブ上で再現することに一歩近づきつつあります。現場の簡単な調査から、かつてはオープンだったウェブを掌握するのに、Googleがどれだけの距離に来ているかが分かります。
AMPは誰も求めていなかったテクノロジーですが、Googleがそう行ったからという以外の理由はなく、すべてのマーケティング・ウェブ・サイトの70%以上で利用されています。
ウェブが歩んできた道を決定づけたのは、ネイティブ検索の欠如とネイティブ決済の欠如という2つの欠如です。
決済については、それをネイティブに内包している Ethereum 等のプラットフォームがどうなっていくかを注視したい。 Googleがウェブを掌握したことは、既成事実(fait accompli)です。法律だけがが、World Wide Webが最終的にWeb by Google(TM)になるのを防いでくれるでしょう。
私が思うに、問題はインターネットの集中化が単純に自然な流れだということです。人々があまり気にしていないように見える場合は特にそうです。集中化は、コストが安く、収益化しやすく、コントロールが容易で、更新とアップグレードも簡単です。それが人々がIRCよりもDiscordを好む理由であり、SMTPやJabberよりもSlackを好む理由はそのためですし、最近の多くの人にとって、gitとGitHubの区別が曖昧なのもそのためです。